創業70周年記念復刊

すべての謎や事件の真相が明らかになり、愛する人の死、別れをのりこえて、エスタは大きな愛につつまれる。不朽の大作、完結。
【解説： 青木雄造 】

荒涼館　４
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,320円(税込)
  • Cコード:0197
  • 整理番号:て-2-4
  • 刊行日: 1989/05/30
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:416
  • ISBN:978-4-480-02300-1
  • JANコード:9784480023001
小池 滋
小池 滋

コイケ シゲル

1931年東京生まれ。英文学者。1953年東京大学文学部英文学科卒業。同大学院博士課程修了。東京都立大学、東京女子大学教授を歴任。大の鉄道好きでもあり、『英国鉄道物語』などの鉄道エッセイを著す。

この本の内容

エスタの周囲で事件があいつぐ。弁護士タルキングホーンの怪死、デッドロック夫人の失踪…。そうしたなかでエイダとリチャードの愛はとりもどされ、エスタはジャーンディス氏のあたたかい配慮で生涯の伴侶を得る。７年ののち、エスタによって語られる〈今〉をもって、この物語は静かに終る。

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