ちくま文庫

新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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598
円978-4-480-02301-8
0136
-2-2
1989/03/28
文庫判
336
頁なぜ日本人は、人に物を贈るのか?世界に例を見ない、中元、歳暮に代表される日本人独特の“行為”に潜む“心的構造”とは何か?―そして連綿と繰り返される汚職・疑獄事件。その背景には、日常生活に深く根ざした“贈答”の風習がある。中元から袖の下、ワイロまで、贈り物の起源とその歴史を克明に追い、贈答文化国家日本の実態を探る。文庫化に当たり、現在注目の“リクルート疑獄”を序章として書き下し、増補した。
序章 リクルート疑獄
第1章 贈り物の起源
第2章 愛と恐怖の贈り物
第3章 賄賂の歴史
第4章 贈答と賄賂の間
第5章 袖の下文化論
第6章 構造汚職と風土
第7章 構造汚職はなくなるのか?
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