マーク・トウェイン自伝(下)

マーク・トウェイン 著 , 勝浦 吉雄 翻訳

新聞記者から人気作家に、さらには富豪の美人娘を妻にする。世界的ユーモア作家が、庶民的語り口で軽妙に綴ったアメリカ文学の古典的作品。

マーク・トウェイン自伝(下)
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 768円(税込)
  • Cコード:0123
  • 整理番号:と-7-2
  • 刊行日: 1989/12/04
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ISBN:4-480-02364-X
  • JANコード:9784480023643

この本の内容

やがてトウェインは、西部の地方新聞記者をやめて、一路サンフランシスコへ。創作に着手した彼の笑話が大都市ニューヨークの新聞に掲載されるや評判となり、トウェインはいちやく「アメリカ一のユーモア作家」としてデヴューする。最愛の人オリヴィアとも結婚し、順風満帆の作家活動が始まるが、出版社の破産、さらには事業の失敗と借金地獄、そして娘たちの死…。作家の栄光と暗転。トウェインの後半は陰影深く書き綴られる。凄絶かつ壮大なもっともアメリカ的な物語は幕を閉じる。

この本の目次

長男と長女のこと
やさしいジョン医師
幼い長女スージーの試練
スージー父の伝記を書く
スージーの伝記はつづく
罰当たりな言葉に酔う
気まぐれな兄の奇行
出版社との駆引は難しい
度重なる投機の失敗
ウェブスター出版社の設立
グラント将軍の回想記出版
グラント将軍を囲む大宴会
のぼせ上がる甥のウェブスター
グラント将軍の死
ウェブスター出版社の破産
ロジャーズに底知れぬ恩義を感ず
自然な創作技法
艶談『1601年』の創作事情
ユーモアの生命
ウェイクマン船長と天使の結婚
著作権問題あれこれ
厚顔無恥な素人作家
キプリングとスティーヴンソン
怠け放題のわが人生
最低の人間ブレット・ハート
故郷を捨てたブレット・ハート
人間と動物の違い
会食時の会話作法
フィレンツェの景観
長女スージーの死
妻の体力の消耗ひどくなる
妻オリヴィア病床に臥す
ジーンの肺炎とクララの苦闘
クララの苦闘つづく
最愛の妻オリヴィアの死
アングロサクソンは本当に偉いのか?
オックスフォード大学の学位授与にわく
鉄面皮なマリーに大いにくさる
魅力的なエリナー・グリーン女史
狡猾虚栄の権化オルドリッチ夫人
オリドリッチ夫人には恨み骨髄
脱毛予防の

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