ちくま文庫

新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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幼児教育の現場で働く保育者として、子どもの発達を見つめてきた藤村氏と、社会教育の現場で働く公民館職員として主婦の問題を考えてきた伊藤氏が、お互いの問題を「育児」という場で照らしあいつつ考えた本。育児の力というものは天与のものではなく、現実の子どもを見、感じとっていくなかで学び、はじめて獲得できるものであり、そのためには「子どもを育てながら自分を育てていくこと」、そして、親も子も「人とのかかわりのなかで育つこと」が大事だということを、具体的な場面から、わかりやすく説き起こしている。
1 育児と暮らし(いま、母と子は
親の暮らしと育児
人とのかかわりの中で)
2 子どもを見る眼(見えにくい発達をみつめて
子どもを育てる場面
知的な力と共感関係
人間らしい論理性 ほか)
3 子どもの心が育つ道(関係を育てる視点
期待のシステム)
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