柳田國男全集 5
秘境椎葉に伝わる狩猟儀礼の聞き書き『後狩詞記』、古文献蒐集による『山島民譚集』。以上、柳田民俗学草創期の二著作ほかを収録。
- シリーズ:ちくま文庫
- 1,100円(税込)
- Cコード:0139
- 整理番号:や-6-5
- 刊行日:
1989/12/04
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ISBN:4-480-02405-0
- JANコード:9784480024053
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明治41年、講演・視察旅行の途次、宮崎県椎葉村を訪れた法制局参事官柳田国男は、秘境に伝わる狩猟儀礼の伝承を通じて、山地焼畑の暮らしの中に息づく山の神信仰とはじめて出会った。その折の驚きと感動のもとに誌された聞き書き『後狩詞記』(のちのかりことばのき)は日本民俗学の誕生を告げる記念すべき名著である。河童と水神、馬と山の神など、固有信仰に関わる伝説・口碑を文献資料に基づいて蒐集・整理した『山島民譚集』のほか、「勝善神」などの諸論考を収録。
後狩詞記
山島民譚集
掛神の信仰について
勝善神
猿廻しの話
絵馬と馬
板絵沿革
山民の生活
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