のんのんばあとオレ

水木 しげる

「のんのんばあ」といっしょにお化けや妖怪の住む世界をさまよっていたあの頃――漫画家・水木しげるの、とてもおかしな少年記。
【解説: 井村君江 】

のんのんばあとオレ
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 594円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:み-4-13
  • 刊行日: 1990/07/31
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:256
  • ISBN:978-4-480-02444-2
  • JANコード:9784480024442
水木 しげる
水木 しげる

ミズキ シゲル

1922年生まれ。鳥取県境港市出身。漫画家であり、妖怪研究家でもある。太平洋戦争時ラバウルで爆撃を受け、左腕を失う。戦後、魚屋、輪タク屋、アパート経営などを経て紙芝居を書き始め、のちに貸本漫画家に転じる。1965年『テレビくん』で講談社児童まんが賞を受賞。代表作に、『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』『河童の三平』などがある。2010年文化功労者。

この本の内容

授業中は居眠りばかり、休み時間には活躍しすぎて立たされたり、家へ帰れば、ガキ大将めざす攻防戦に大いそがし―。学校の成績こそひどいものだったが、彼の心は上の空。「のんのんばあ」といっしょに、お化けや妖怪などの住む目に見えない世界をさまよっていた。少年時代をたっぷり味わいつくして悔いのない、漫画家・水木しげるのおかしなおかしな少年記。

この本の目次

1 妖怪たちとくらした幼年時代(のんのんばあ
チャンバラごっこ
初恋の人
「ゲゲが泳いだ!」 ほか)
2 たのしみが多すぎて、勉強どころではなかった(ゾウに鼻クソをかけられる
捨てられたおひな様
お稲荷さんの監視
村をあげての運動会
私設映画館、動物園を作る ほか)
3 ガキ大将も楽じゃない(亡国の子どもたち
毎日、罰だらけ
ついにガキ大将となる ほか)
4 自由な少年時代のあとで(卒業、就職、クビ
転職、そしてまたクビとなる
ついにいなかへ帰る ほか)

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