悪人礼賛

｢由来ぼくの最も嫌いなものは、善意と純情の二つにつきる｣歯切れのいい書き出しで始まる表題作をはじめ、中野好夫のエッセイの粋を集める。

悪人礼賛
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 770円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:な-6-1
  • 刊行日: 1990/12/04
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ISBN:4-480-02501-4
  • JANコード:9784480025012

この本の内容

「由来ぼくの最も嫌いなものは、善意と純情との二つにきる。」…歯切れのいい書き出しで始まる「悪人礼賛」をはじめ、中野好夫のエッセイの粋を、一冊に編んだ本。骨太で柔軟な人生論・生死観を語った第一部「悪人礼賛」、時代を越えて、なお揺るがない政治・社会への発言をまとめた第二部「自由主義者の哄笑」の二部構成で、中野好夫の人と思想を紹介する。

この本の目次

１　悪人礼賛（私の信条
至上の願い
丸もうけの余生
チャタレー判決笑話
死について
私の遺書
死について　ほか）
２　自由主義者の哄笑（歴史に学ぶ
若い人々のために
文学者の政治的発言
自由主義者の哄笑
平和論の憂鬱
自衛隊に関する試行的提案
マーク・トウェインの戦争批判　ほか）

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