人間狩り ─フィリップ・K・ディック短篇集

フィリップ・K・ディック

絶対的悪夢の戦慄すべき象徴化と評され、後の長篇代表作の原型となる主要12短篇と珠玉の本邦初訳作が織りなす高密度の幻想世界。

人間狩り ─フィリップ・K・ディック短篇集
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 875円(税込)
  • Cコード:0197
  • 整理番号:て-4-1
  • 刊行日: 1991/03/26
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ISBN:4-480-02517-0
  • JANコード:9784480025173

この本の内容

「絶対的悪夢の戦慄すべき象徴化」と評されるディック初期の短篇作品群は、著者自らが語るように、後の長篇代表作の原型となるものである。廃墟を徘徊するミュータントの群れ、物質の奇襲される人間の恐怖、極限的なパラノイア状況など、ディック・ワールドの中核をなす自己と現実の崩壊の物語を中心とした選り抜き12篇に、本邦初訳、子供とロボットの交感とその悲劇的な結末を描いた「ナニー」を加えた傑作短篇集。

この本の目次

パパそっくり
ハンギング・ストレンジャー
爬行動物
よいカモ
干渉者
ゴールデン・マン
ナニー
偽者
火星探査班
サーヴィス・コール
植民地
展示品
人間狩り

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