昭和夢草紙

滝田 ゆう

少年の頃、夢中で駆けまわった裏町の横丁や小路。そこは玉の井、大人の町。その町も今はなく、ただただ夢、幻と想うばかり。

昭和夢草紙
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 918円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:た-11-3
  • 刊行日: 1993/01/21
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ISBN:4-480-02683-5
  • JANコード:9784480026835
滝田 ゆう
滝田 ゆう

タキタ ユウ

1932年、東京都向島区寺島町(現墨田区向島)に生まれる。墨田川高校卒。漫画を志し、田河水泡の内弟子となり、「ガロ」に「寺島町奇譚」を発表、一躍脚光を浴びる。74年、第20回文春漫画賞受賞。『寺島町奇譚(全)』『滝田ゆう落語劇場(全)』(ちくま文庫)、『滝田ゆう傑作選「もう一度、昭和」』(祥伝社新書)ほか。90年、肝不全のため逝去。

この本の内容

少年の頃、夢中で駆けまわった裏町裏通り、横丁や小路。ベーゴマやちゃんばらに明けくれた。しかし、そこは玉の井、大人の町、ちらりちらりと大人の世界がかいま見える。その町も今はなく、ただただ夢、幻として想うばかり…。少年時代に育った懐しい町を絵とエッセイで描き出す。

この本の目次

幻の町よ…
スマ子のいる酒場
豆腐屋の朝
山が消えた…
ほつれ髪
暖簾
月明かりの二人
雨の三番館
火葬場の気分
煙管の主
お下げの花ちゃん〔ほか〕

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可