居なおりのすすめ

森 毅 著

「できもしないくせに文句ばかり言って」――できないからこそ文句を言うのだ。「くせに」なんか無視！　納得エッセイ。

居なおりのすすめ
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 662円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:も-4-8
  • 刊行日: 1993/12/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:288
  • ISBN:4-480-02817-X
  • JANコード:9784480028174
森 毅
森 毅

モリ ツヨシ

1928年東京生まれ。東京大学数学科卒業。京都大学教養部教授を長く務める。著書に『まちがったっていいじゃないか』（ちくま文庫）、『数学の歴史』（講談社学術文庫）、『対談　数学大明神』（安野光雅氏と共著、ちくま学芸文庫）ほか多数。2010年7月逝去。

この本の内容

子どものころ「できもしないくせに、文句ばかり言って」と、よく言われた。できないからこそ、文句を言うのだ。できるものなら文句なんて言う必要はない。「くせに」なんてコトバにちぢこまらず、人生の鉄火場を大きく張っていこう。自分を主張する権利に、自分を律する責任。などという本質的なことを、フニャラカと語るエッセイ。

この本の目次

受験数学居なおり術
若い仲間に
反教科書論
けったいな先生

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