萩原朔太郎の人生読本

萩原 朔太郎

「この美しい都会を愛するのはよいことだ……」詩人の全著作中から詞華を集め、人生12ヵ月にちりばめた奇書の文庫化!

萩原朔太郎の人生読本
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 854円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:は-15-1
  • 刊行日: 1994/04/21
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:384
  • ISBN:4-480-02858-7
  • JANコード:9784480028587

この本の内容

4月―「この美しい都会を愛するのはよいことだ…すべてのやさしい女等をもとめるために…この都にきて賑やかな街路を通るのはよいことだ…」(青猫)。抒情詩、散文詩、アフォリズムやエッセイ等全著者中から詩人の詞華を抜萃し、テーマ別に大別、これを1月12カ月の人生の季節にちりばめた珍しい一冊。辻野久憲編集になる、久しく埋もれていた希書がいま蘇える。

この本の目次

新年、師に帰れ・詩に帰れ
どこに詩があるか
草の茎
覚醒の前に
思想以前のもの
春の芽生
韻律の魔力
文章語
青猫
偉大なる教師たち
家族主義の悲劇
封建制の幽霊
楽天的自然主義と悲観的自然主義
恋歌二首
エッセイの説
山居
芸術には上達がない
季節と詩心
日本の文学
記憶と人生
小出新道
文化と武士道
ニイチェの偶然論
東方の幻想
永遠の漂泊者〔ほか〕

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