東京酒場漂流記
異色のフォーク・シンガーが達意の文章で綴るおかしくも哀しい酒場めぐり。薄暮の酒場に集う人々との無言の会話、酒、肴。
【解説: 高田文夫 】
- シリーズ:ちくま文庫
- 792円(税込)
- Cコード:0195
- 整理番号:な-17-2
- 刊行日:
1995/08/24
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:336
- ISBN:4-480-03048-4
- JANコード:9784480030481
- 在庫 ×
異色のフォーク・シンガー、なぎら健壱が、達意の文章で綴るおかしくもかなしい酒場さすらい記。人生マイナス酒イコールゼロと喝破する著者は、無類の呑ん兵衛酒場好き、巡り歩いた飲み屋は優に百軒を越える。が、ここに書かれているのは酒場案内ではない。暮れゆく街に佇む飲み屋。そこに集まるさまざまな人達との無言の会話、酒、肴…オロカナ自己弁護と抱腹絶倒のエピソードの数々。いざ、なぎらワールドへ。
2009.3.03 酎ハイください。
初めまして、私はこの本を6年前に読み、それから
すっかり”酒場”の魅力に取り付かれてしまい、
ついには自分でも”酒場”をやってしまいました。
それと、この本を読んでいると”なぎらさん”と
一緒に”酒場”で飲んでいるような感じになるのです。
本当に面白くて、もうかれこれ5~6冊は知人に
買って上げました。
唯一の欠点は、人前では読めないと言うことです。
笑いをこらえ切れなくて、人様から奇異な目でみられるからです。
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