森鴎外全集 9 ─北条霞亭

森 鴎外

散文作品としては鴎外の絶筆、「渋江抽斎」「伊沢蘭軒」と並ぶ三大史伝の最後の一篇。巻末に「霞亭生涯の末一年」を付す。
【解説: 田中美代子 】

森鴎外全集 9 ─北条霞亭
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,548円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:も-8-11
  • 刊行日: 1996/06/24
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ISBN:4-480-03089-1
  • JANコード:9784480030894

この本の内容

渋江抽斎の師である伊沢蘭軒の生涯を追うなか、作家は北条霞亭に出会う。北条霞亭とは何者か。幼時より読書に親しみ、詩歌を善くし、「霞亭渉筆」「嵯峨樵歌」などの著書を持つ霞亭に仮託しつつ、作家は何を語ろうとするか。

この本の目次

北条霞亭
霞亭生涯の末一年

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