やくざと日本人
やくざは、なぜ生まれたのか? 戦国末期の遊侠無頼から山口組まで、やくざの歴史、社会とのかかわりを、わかりやすく論じる。
【解説: 鈴木邦男 】
- シリーズ:ちくま文庫
- 858円(税込)
- Cコード:0136
- 整理番号:い-45-1
- 刊行日:
1999/06/24
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:352
- ISBN:4-480-03484-6
- JANコード:9784480034847
- 在庫 ×
「やくざは、むかし八九三と書いた。…花札賭博でいうブタ―点数にならないカス札からきたわけである。」やくざはいつ発生し、なぜ現代社会に存在しつづけているのか?そして、どこへ行こうとしているのか?戦国末期の遊侠無頼から山口組まで、約500年におよぶ、やくざの歴史、政治・社会とのかかわりなど、やくざの全体像を初めて解き明かした名著。
第1章 カブキ者と遊侠無類
第2章 火消人足全盛時代
第3章 アウトローの本流・博徒
第4章 博徒指導の秩父困民党一揆
第5章 近代やくざの登場
第6章 テキヤの社会主義運動
第7章 やくざと政治権力
第8章 血と泥の叛逆―谷川康太郎論
終章 暴力団の現実的意味
補遺 あとがきにかえて
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