ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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『大同類聚方』『医心方』の全訳で古医学に取り組む著者が、鶏・兎・宝貝・菊・柿・蕎麦など身近な動物や植物の秘められた薬効をおもしろく綴った興味深い漢方エッセイ。昔の人々が長い歳月をかけて貯えてきた、自然の薬効で健康を保つ知恵を『古事記』『万葉集』『源氏物語』『今昔物語』『和漢三才図会』などの古典から学ぶ。古代人を癒したものが、現代の私達の治療にどう結びついているのかを明らかにする好著。
鶏の役割
五穀とは
菊花随想
柿の効能
蘇合香と雅楽
芋粥
冬至の食物
生命の水
七夕
萩〔ほか〕
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