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定価

660

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03616-2

Cコード

0195

整理番号

-7-3

2001/02/07

判型

文庫判

ページ数

240

解説

内容紹介

ありふれた日常の暮らしの中から掬いあげられた、気になること、心に残ったこと、なつかしい人…。そこにひそむ不合理や疑問、美しさを鋭く鮮やかに描き出す。“ことばの力をいのちの力として生きてきた”と静かに語る著者の、忘れていた何か大切なものを気づかせてくれる随筆集。

目次

1 花いちもんめ(時の名称
花いちもんめ
しつけ糸
会社をやめたら ほか)
2 その角の向うに(運動会の空
籠の鳥
美顔
冬の案山子 ほか)
3 松崎(「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」の頃
自作について
私の名前
思い出が着ている ほか)

著作者プロフィール

石垣りん

( いしがき・りん )

石垣りん(いしがき・りん):1920年、東京生まれ。詩人。2004年没。高等小学校時代から詩作を始め、少女雑誌に投稿。卒業後、14歳で日本興業銀行に就職し、25歳の時に敗戦を迎えた。1938年、同人誌「断層」創刊。福田正夫に師事する。1959年、第一詩集『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』刊行。1969年に第二詩集『表札など』でH氏賞、1972年に『石垣りん詩集』で田村俊子賞、1979年に『略歴』で地球賞をそれぞれ受賞。エッセイに『ユーモアの鎖国』『焔に手をかざして』『夜の太鼓』などがある。

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