怪奇探偵小説名作選 1 ─小酒井不木集

小酒井 不木 著 , 日下 三蔵 編集

医者としての体験と科学的知識をもとに、安楽死、人工臓器、薬物など、斬新なアイディアで探偵小説の世界に衝撃を与えた作品群が甦る!

怪奇探偵小説名作選 1 ─小酒井不木集
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,430円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:か-35-6
  • 刊行日: 2002/02/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:528
  • ISBN:4-480-03701-2
  • JANコード:9784480037015
日下 三蔵
日下 三蔵

クサカ サンゾウ

1968年、神奈川県生まれ。SF・ミステリ評論家、アンソロジスト。ちくま文庫では山川方夫、都筑道夫、田中小実昌、結城昌治など多数の編書を手がける。

この本の内容

こんな凄い作家がいたとは!大正末期から勃興しつつあった探偵小説界に、医学者としての知識を駆使した作品群で多大な影響を与えた小酒井不木。安楽死、毒薬、人工心臓、人体実験など今も古びないモチーフと意外な結末。科学と神秘的世界が結合した世界をみごとに描き切った作風は、新鮮な輝きを放っている。好評「怪奇探偵小説傑作選」につづく、新シリーズ刊行開始。

この本の目次

恋愛曲線
人工心臓
按摩
犬神
遺伝
手術
肉腫
安死術
秘密の相似
印象
初往診
血友病
死の接吻
痴人の復讐
血の盃
猫と村正
狂女と犬
鼻に基く殺人
卑怯な毒殺
死体蝋燭
ある自殺者の手記
暴風雨の夜
呪われの家
謎の咬傷
新案探偵法
愚人の毒
メヂューサの首
三つの痣
好色破邪顕正
闘争

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