蒐集する猿

坂崎 重盛 著

瓢箪やステッキ、帽子等、そのモノだけでなく、それが登場する文学作品や絵までも収集する！　なぜそんなに集めてしまうのか？
【解説： 南伸坊 】

蒐集する猿
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 880円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:さ-22-1
  • 刊行日: 2003/08/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:336
  • ISBN:4-480-03867-1
  • JANコード:9784480038678

この本の内容

人を小馬鹿にしたようなひょうたんの群、林立するステッキの数々、うず高く積まれた東京本や昭和初期のエロ・グロ・ナンセンス本―。フト気がつくと部屋の中が自分のガラクタコレクションで充満してしまっている。どうしてこんなことになったのか？探し集めたコレクションの数々をとくとご覧あれ。

この本の目次

第１の抽斗（ステッキほど素敵で不敵なコレクションはない
ステッキとステッキ文芸コレクションで行こう！
青春のステッキ・漱石の「洋杖」そしてシブイ単なる杖あるいは杖　ほか）
第２の抽斗（僕の「東京本」耽溺事始め吾妻橋のたもとの古本屋さんで
清方の随筆集を手にする悦び
妙なモノの優雅な楽しみタバコカードとマスタード・ガス　ほか）
第３の抽斗（僕の“影”狩り
富士―暗愚の風景論
「帽子」の空間論　ほか）

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