ふるさとは貧民窟なりき
戦中戦後の 東京スラム で育ったルポライターが綴る壮絶な少年時代。悲惨で強靭で、温かくて自由だった貧民窟住人の素顔は…。
【解説: 山根一眞 】

- シリーズ:ちくま文庫
- 814円(税込)
- Cコード:0195
- 整理番号:こ-25-1
- 刊行日:
2004/08/09
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:272
- ISBN:4-480-03973-2
- JANコード:9784480039736
- 在庫 ×
橋板の貧民窟・岩の坂で育った社会派ルポライターが綴る、壮絶で切ない、怒涛のような少年時代の思い出。木賃宿・長屋の住人。梅毒で鼻が無い“フガフガのおばさん”、正体不明のインテリ「ゴライ博士」、ヒロポン中毒のマアちゃん、初恋のパンパンガール…。強靱で、悲惨で、温かで、そして何より自由だった戦中戦後の「東京スラム」を、深い郷愁を込めて描く。
ハギワラの受難
わが町・岩の坂
赤犬を食った男たち
記録のなかの岩の坂
晩年の宿場町
「番場の忠太郎」
わが母の出自
東条のバカヤロー
竹馬と石福とハギワラ
天女の舞いおりた葬式〔ほか〕
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