秘術としてのAI思考 ─太古と未来をつなぐ知

西垣 通

エレクトロニクス最先端であると同時に、あらゆる人知のシミュレーションをめざす壮大な思考実験、人工知能。気鋭の思想家がその可能性を探る知的冒険の書。

秘術としてのAI思考 ─太古と未来をつなぐ知
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 1,388円(税込)
  • Cコード:0355
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1990/01/29
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:240
  • ISBN:4-480-05134-1
  • JANコード:9784480051349
西垣 通
西垣 通

ニシガキ トオル

1948年東京生まれ。東京大学工学部計数工学科卒業、日立製作所に入社。コンピュータ・ソフトの研究開発に携わる。その間、スタンフォード大学で客員研究員。その後、明治大学などを経て、現在、東京大学大学院情報学環教授。工学博士。理系の知と文系の知を架橋する新しい情報学の構築をめざし続けている。著書に『IT革命』『ウェブ社会をどう生きるか』(岩波新書)、『こころの情報学』(ちくま新書)、『デジタル・ナルシス』(岩波書店、第13回サントリー学芸賞受賞)、『コズミック・マインド』(岩波書店)、『情報学的転回』(春秋社)、『基礎情報学』『続基礎情報学』(NTT出版)、『サイバーペット/ウェブ生命情報論』(千倉書房)ほか多数。

この本の目次

虚構のトポロジー(コンピュータは虚言機械
人間万事虚誕計
虚―実を隔てる皮膜
コンピュータの嘘とは何か
誤謬と虚言
説得術としてのレトリック ほか)
人工知能のレトリック(芙蓉鎮と紅いコーリャン
人工知能リアリズム
〈知〉を記号であらわす
エキスパート・システム
知識工学のプラグマティズム
ファジィ理論 ほか)
汎記憶空間(新潟‐海‐沖縄
世界像の編集
人工記憶術
ルルスの結合術
意味とイメージ ほか)
ソフトウェア・アニエリスム(二つの迷宮の物語
プログラムの迷宮
ソフトウェア工学のコスモロジー
人工知能ソフトウェア ほか)
人工知能芸術論(人工知能による芸術
贋作のメカニズム
17世紀汎智学
薔薇十字の悲劇 ほか)

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