loading...

ちくま新書

思考のための文章読本

定価

726

(10%税込)
ISBN

978-4-480-05754-9

Cコード

0281

整理番号

154

1998/04/16

判型

新書判

ページ数

256

解説

内容紹介

書き手は、思考の生成の現場でいかなる表現上の戦略を組みたてるのか。日本語という万人の共有財と、文体という個々の筆者の私有財との中間の領域に狙いをさだめ、あまたの文例を駆使してその秘密を読み解こうとするたぐい稀な言語的冒険!名文の解析と鑑賞の世界から抜けでた異色の文章読本。

目次

序 思考の形態学
1 単語の思考―単語は巨大な思考単位である
2 語源の思考―原初の宇宙観に立ち会う
3 確実の思考―方法的懐疑と論理
4 全部と一部の思考―反証・量化・代用
5 問いの思考―思考に形をあたえる
6 転倒の思考―視点の転換
7 人間拡張の思考―メディアと技術の見方
8 擬人法の思考―どこまでがヒトか
9 特異点の思考―誇張法の系統樹
10 入れ子の思考―思考の原始構成

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま新書」でいま人気の本

これから何かを始めたい人たちへ