生殖革命

石原 理

生殖技術の進歩は不妊を少しずつ克服してきたが、同時に、代理母、夫婦外の体外受精等の社会問題をももたらした。いま、医学と倫理の何が問題なのかを総括する。

生殖革命
  • シリーズ:ちくま新書
  • 726円(税込)
  • Cコード:0247
  • 整理番号:170
  • 刊行日: 1998/08/19
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:208
  • ISBN:4-480-05770-6
  • JANコード:9784480057709

この本の内容

1978年7月、世界ではじめて試験管ベビーが誕生した。「生殖革命」のはじまりである。医療技術の進歩は、以後、不妊に悩む多くのカップルに励ましを与え続けてきたが、同時に、代理母や借り腹、クローン、着床前診断、環境ホルモンの影響など、現代社会に深刻な問題を投げかけることにもなった。本書では、不妊症治療における最先端の成果を踏まえつつ「生殖革命」の真相に迫り、人類が直面している技術と倫理のあいだの問題を、あらためて浮き彫りにする。

この本の目次

序章 不妊症とその背景
第1章 妊娠のメカニズム―どこまで解明されているか
第2章 不妊症の診断のために
第3章 生殖革命前の不妊症治療
第4章 生殖革命
第5章 生殖革命により浮かび上がった問題
第6章 生殖革命から未来へ

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可