覚悟と生き方 ─民俗学の冒険4

岩本 通弥 編集

入社式や社葬など会社の掟と儀礼に生きるサラリーマン。彼らこそ「現代の常民」である。変容する日本人の共同体原理と自己決定のあり方を民俗学の視点から探る。

覚悟と生き方 ─民俗学の冒険4
  • シリーズ:ちくま新書
  • 726円(税込)
  • Cコード:0239
  • 整理番号:199
  • 刊行日: 1999/10/19
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:224
  • ISBN:4-480-05799-4
  • JANコード:9784480057990

この本の内容

入社式から社葬まで、会社の掟と儀礼に生きるサラリーマン。農村社会が崩壊した今、彼らこそ、現代の「常民」ではないだろうか。校則や新歓コンパなど若者世界の決まりとイニシエーション、主婦やワーキングウーマンなど多様化する女性たちのライフスタイル、そして現代人の死に場所と霊魂の行方。「群れ」社会に生きる日本人の覚悟と自己決定のあり方を民俗学の視点から探る一冊。

この本の目次

プロローグ 「神話」の崩壊と「伝統」の回帰のなかで
第1部 掟と噂(会社の掟―現代サラリーマン事情
うわさ話と共同体)
第2部 女の幸福(結婚と相手
現代女性とライフスタイルの選択―主婦とワーキングウーマン)
第3部 霊魂の行方(「死に場所」と覚悟)

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可