江戸の知られざる風俗 ─川柳で読む江戸文化

渡辺 信一郎

タイム・カプセルに充填された江戸の人々の生活を、素資料としての古川柳を鍵とし、現代に開扉する。大都会、江戸の庶民の知られざる風俗、文化がここに甦る。

江戸の知られざる風俗 ─川柳で読む江戸文化
  • シリーズ:ちくま新書
  • 748円(税込)
  • Cコード:0292
  • 整理番号:295
  • 刊行日: 2001/05/21
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:240
  • ISBN:4-480-05895-8
  • JANコード:9784480058959

この本の内容

江戸川柳は「世相を映す鏡」である。江戸中期、初代・柄井川柳の登場で、一躍、庶民性を得た川柳。そこには、現代人には想像もつかない江戸庶民の生活の実相が、生き生きと描かれている。本書は川柳を鍵として、江戸庶民の知られざる風俗、文化を現代に甦らせた書である。

この本の目次

第1 江戸の人々の生活(四季の行き交い
知られざる習俗
知られざる物売り・生業)
第2 江戸語彙物語
あとがきに代えて―古川柳と狂句

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