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ちくま新書

現代ロシアを読み解く

——社会主義から「中世社会」へ

定価

770

(10%税込)
ISBN

978-4-480-05934-5

Cコード

0222

整理番号

334

2002/02/19

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

エリツィン前大統領はテレビでの引退声明で、「ロシアは社会主義国から一足飛びに文明国になれると考えたが、われわれはあまりにも素朴であった、問題は考えていたよりもはるかに複雑だった」と涙ながらに国民に謝罪した。1991年にソ連体制が崩壊して十年あまり、ロシアには市民社会とは異なる、現代の「中世国家」が生まれてしまった。ロシア社会の本質は何なのか。プーチン大統領はこのロシアをどうしようとしているのか。日本とロシアの比較という視点から、日本人にしか見えない独自の切り口で、ロシアとその歴史を根本的に見直す。

目次

第1章 松山ロシア捕虜カルチャー・ショック(性悪説社会と性善説社会
日本人の畜生め!日本を開国させたペリー提督の奴め!)
第2章 二〇世紀ロシアをどう見るか(二〇世紀初頭からロシア革命まで
戦時共産主義からネップ、スターリン時代へ
他の選択肢はなかったか)
第3章 ペレストロイカからプーチン時代へ(ペレストロイカの意味するのもの
エリツィン時代からプーチン時代へ)
第4章 中世社会ロシア(国家に代わる秩序維持機関
ロシアと封建体制の問題をめぐって
中世社会における生活の智恵)
第5章 ロシアに対する日本的アプローチ

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