技術経営の挑戦

寺本 義也 著 , 山本 尚利

日本企業が世界と伍するためには、技術力において競争優位を確保するしかない。世界の優秀企業を徹底検証し、いま日本企業が取り組むべき新しい「技術経営」を探る。

技術経営の挑戦
  • シリーズ:ちくま新書
  • 770円(税込)
  • Cコード:0234
  • 整理番号:492
  • 刊行日: 2004/09/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:224
  • ISBN:4-480-06192-4
  • JANコード:9784480061928

この本の内容

九〇年代、日本の製造業は凋落し、代わって米国の製造業が復活を遂げた。その推進力となったのが米国型の技術経営(MOT)である。だが、ネットバブル崩壊を機にMOTは限界を示しつつあり、いま世界の企業はMOTを超えた経営モデルを模索している―。本書では、八〇年代以降の技術経営の変化をフォローしながら、トヨタ、キヤノン、サムスン、デルなど、不況下でも高収益を続ける優秀企業を検証し、技術力によって競争優位を確保するための新たな「技術経営」を探る。

この本の目次

序章 技術経営、第三の道
第2章 技術経営についての基本認識
第3章 日本型技術経営の栄光と転落
第4章 米国型技術経営の成功と曲がり角
第5章 アジア発のグローバル技術経営の提言
終章 技術経営の担い手たち

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