金融史がわかれば世界がわかる ─「金融力」とは何か
マネーに翻弄され続けてきた近現代。その変遷を捉え直し、世界の金融取引がどのように発展してきたかを整理しながら、「国際金融のいま」を歴史の中で位置づける。

- シリーズ:ちくま新書
- 814円(税込)
- Cコード:0233
- 整理番号:516
- 刊行日:
2005/01/05
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:240
- ISBN:4-480-06216-5
- JANコード:9784480062161
- 在庫 ×
本書は、世界の金融取引がどのように発展してきたかを観察しながら、今後の国際金融の展望を、実務的な視点から考えたものである。国際金融という場には、金や銀という一時代前の地金の問題や、中央銀行の役割、変動する為替市場、金融技術、資本市場といった現代的な問題が複雑に絡み合っている。これを網羅的かつ歴史的に捉えることを試みる。
第1章 英国金融の興亡―地金からポンドへ(ポンドと銀貨の長い歴史
ポンドがめぐり英国経済はまわる ほか)
第2章 米国の金融覇権―ポンドからドルへ(英国はなぜ動脈硬化に陥ったのか
新興国アメリカの挑戦 ほか)
第3章 為替変動システムの選択―金とは何だったのか(ブレトンウッズ体制の時代へ
変動相場制の幕開け ほか)
第4章 金融技術は何をもたらしたか―進化する資本市場(先物取引の誕生
金融技術はどう利用されたか ほか)
第5章 二極化する国際金融―ドルvsユーロの構図(ユーロの驚くべき金融力
米国の金融覇権を支えるFRB議長 ほか)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可