ありえない日本語

秋月 高太郎 著

現実に対して「ありえない！」と言えるのはなぜ？　「やばい」をいい意味で使っていいの？　なにげに違和感を覚える現代日本語をその独特のルールから分析する。

ありえない日本語
  • シリーズ:ちくま新書
  • 792円(税込)
  • Cコード:0281
  • 整理番号:524
  • 刊行日: 2005/03/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:240
  • ISBN:4-480-06224-6
  • JANコード:9784480062246

この本の内容

現実を目の前にしながら「ありえない」と言えるのはなぜか？「やばい」は肯定的に使っていいのか？ファミレスの「メニューお下げしてよろしかったでしょうか？」は、どんな意味で「丁寧」なのか？「不可解」「乱れている」と言われがちな現代日本語の諸相も、背後に潜んでいる「戦略」と「発想」を軸に読み解けば、その法則とメカニズムが見えてくる。ことばから世相を見るのもよし、あるいは、実際に「ありえない日本語」とつきあうためのガイドブックとしてご活用いただいてもよし、の一冊。

この本の目次

序章　「ありえない」はありえない？
第１章　「なにげに」よさげ
第２章　かっこいいから「やばい」、おいしくて「やばい」
第３章　「うざい！」と言いたくなるときは
第４章　「〜じゃないですか」は失礼じゃないですか
第５章　「よろしかったでしょうか」はなぜ「丁寧」か？
第６章　タメ語は失礼ですか？
第７章　ココはカタカナで書くしかないデショ？
第８章　「ゲッチュ」「プリチー」―外来語表記のポインツ
第９章　愛の告白の言語学―「つきあってください」と「ごめんなさい」

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