甲骨文字に歴史をよむ

落合 淳思

漢字に息づく
古代の世界

漢字の原型である甲骨文字は、どんな世界・どんな社会・どんな信仰において書き記されたのだろうか? その成り立ちや読み方を解説しながら、古代文明の姿を覗く。

甲骨文字に歴史をよむ
  • シリーズ:ちくま新書
  • 792円(税込)
  • Cコード:0220
  • 整理番号:732
  • 刊行日: 2008/07/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-06431-8
  • JANコード:9784480064318
落合 淳思
落合 淳思

オチアイ アツシ

落合 淳思(おちあい・あつし):1974年愛知県生まれ。立命館大学大学院文学研究科史学専攻修了。博士(文学)。現在、立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所客員研究員。主な著書に『殷代史研究』『甲骨文字辞典』(以上、朋友書店)、『漢字字形史字典【教育漢字対応版】』『漢字の音――中国から日本、古代から現代へ』(以上、東方書店)、『殷――中国史最古の王朝』『漢字の字形――甲骨文字から篆書、楷書へ』(以上、中公新書)、『漢字の構造――古代中国の社会と文化』(中公選書)、『甲骨文字の読み方』『古代中国の虚像と実像』(以上、講談社現代新書)、『甲骨文字に歴史をよむ』(ちくま新書)、『甲骨文字小字典』『漢字の成り立ち――『説文解字』から最先端の研究まで』(以上、筑摩選書)などがある。ほか論文多数。

著者からのメッセージ

歴史は遠くない[全文を読む]

この本の内容

現代われわれが使用している漢字は、古代中国で生まれた甲骨文字を直接継承している。では、その文字は、どんな世界・どんな社会・どんな信仰において書き記されたのだろうか?甲骨文字の成り立ちや読み方を解説しながら、古代文明の姿を覗く。日本語で読める甲骨文字&殷王朝史の最先端の研究を紹介。

この本の目次

第1部 甲骨文字とはなにか(甲骨文字が語るもの
甲骨文字を読む)
第2部 文明と社会(自然と文明
神と祭祀
王と権力)
第3部 殷王朝の歴史(王の系譜
殷から周へ)

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