現代(ヒュンダイ)がトヨタを越えるとき ─韓国に駆逐される日本企業

小林 英夫 著 , 金 英善

201X年、
トヨタが敗れるのか?

ものづくりの雄、トヨタ。その栄華はピークを過ぎたのか? 日韓企業のあいだで起きている大変化を検証しながら、日本企業が弱体化した理由と再生への道筋を探る。

現代(ヒュンダイ)がトヨタを越えるとき ─韓国に駆逐される日本企業
  • シリーズ:ちくま新書
  • 814円(税込)
  • Cコード:0236
  • 整理番号:977
  • 刊行日: 2012/09/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:208
  • ISBN:978-4-480-06681-7
  • JANコード:9784480066817
小林 英夫
小林 英夫

コバヤシ ヒデオ

1943年生まれ。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授。早稲田大学日本自動車部品産業研究所所長。主な著書に『戦後アジアと日本企業』(岩波新書)、『産業空洞化の克服』(中公新書)、『アジア自動車市場の変化と日本企業の課題』(社会評論社)などがある。

金 英善
金 英善

キム エイゼン

早稲田大学日本自動車部品産業研究所研究員。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程修了。学術博士。共著に『日韓自動車産業の中国展開(国際文献印刷社)』などがある。

この本の内容

ものづくりの雄、トヨタ。わが国の製造業が総崩れのなかで、ひとり気を吐いているかにみえる。しかし、その優位性が、いま揺らいでいる。超円高の長期化、北米市場での競争力低下、新興国市場での苦戦など、いくつかの不安が見え隠れしているからだ。対照的に、驚異的な躍進を続けているのが、韓国の現代自動車。新興国市場では圧倒的な強さを誇り、生産台数でトヨタを追い越さんとしている。トヨタの栄華はピークを過ぎたのか?現代が躍進した秘密はどこにあるのか?日韓の間で起きている大変化を分析する。

この本の目次

プロローグ 躍進する韓国企業
第1章 韓国企業の底力
第2章 日韓自動車産業発展史
第3章 世界市場での日韓自動車戦争
第4章 マーケティング戦略の優劣
第5章 開発システムの優劣
第6章 部品供給システムの優劣―デンソーVS現代MOBIS
エピローグ トヨタは現代に敗れるのか

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