日本人と資本主義の精神
日本経済の中心で動き続けてきた著者が、日本人の精神から、日本型資本主義の誕生、歩み、衰退の流れを様々な資料から丹念に読み解く。再構築には何が必要か?
一九八〇年代に、世界中から礼賛された日本型資本主義だったが、バブル崩壊、さらにその後の二〇年以上に及ぶ停滞を見るにつけ、すでに終焉を迎えたと言わざるを得ない。大蔵官僚、財務省高官として、日本経済の中心で働き続けてきた著者が、日本人の精神の根幹から、日本型資本主義の誕生、歩み、衰退の流れを様々な資料をもとに丹念に読み解いていく。その上で「日本型資本主義」とは何だったのか、その再構築には何が必要かを分析する意欲作。
第1部 経済危機と資本主義(なぜ経済危機は繰り返し起こるのか
日本型資本主義のケース―バブルと九七年危機)
第2部 日本型資本主義の史的考察(日本型資本主義の精神―倫理と「士魂」
日本人の思考様式―「日本教」論
日本人の意思決定方式―「一揆」と「空気」
高度成長の構造―「戦時経済体制」の継続)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可