機械の中の幽霊

アーサー・ケストラー 著 , 日高 敏隆 翻訳 , 長野 敬 翻訳

部分と全体の両面性を統合したホロンという視点から、心理学、生物学、進化論等の正統思想を批判し、現代の危機を脱する道を探る問題提起の書。

機械の中の幽霊
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,601円(税込)
  • Cコード:0145
  • 整理番号:ケ-1-1
  • 刊行日: 1995/06/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ISBN:4-480-08217-4
  • JANコード:9784480082176
アーサー・ケストラー
アーサー・ケストラー

ケストラー,アーサー

1905-1983年。ハンガリー生まれ。作家、ジャーナリスト、科学哲学者。大学では自然科学を学ぶ。新聞特派員としてスペイン市民戦争に参加。その後、科学史・科学論の分野にも進出。著書に『ホロン革命』(工作舎)、『機械の中の幽霊』『偶然の本質』(以上、ちくま学芸文庫)などがある。

日高 敏隆
日高 敏隆

ヒダカ トシタカ

1930年生まれ。東京大学理学部動物学科卒。東京農工大学教授、京都大学教授、滋賀県立大学学長、総合地球環境学研究所所長を歴任。理学博士。本文中に引用したものの他、『人間についての寓話』(平凡社)、『動物はなぜ動物になったか』(玉川大学出版部)、『帰ってきたファーブル──現代生物学方法論』(講談社)、『ぼくにとっての学校──教育という幻想』(講談社)、『春の数えかた』(新潮社)など多数の著書・訳書がある。

この本の内容

あらゆる生物、そして人間とその社会の現象は、上位のレベルから見れば「部分」であり、同時に下位のレベルに対しては「全体」であるという両面性をもっている。ケストラーは、これを『ホロン』と命名した。さて人間に目をやると、さまざまなレベルの『ホロン』からなる階層秩序が不安定で、欠陥を伴っているのはなぜだろうか。それは進化によるものではないのか。こうして、すべてを部分に還元する正統進化論の還元主義ではとらえられない、人間の創造性と病理が根源から解き明かされる。心理学、生物学、進化論のほか、人文・自然科学の豊富な知見をふまえた、現代の危機の診断書。

この本の目次

第1部 秩序(心理学の貧困
単語の鎖と言語の木
ホロン ほか)
第2部 生成(胚の戦略
進化―主題と変奏 ほか)
第3部 無秩序(人類の苦境
三つの脳
ユニークな種 ほか)

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