マルクスのテクストを構造論的に把握して画期をなした論集。のちに二分冊化されて刊行された共同研究(一九六五年)の初版形態の完訳。

資本論を読む 全3冊セット
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 3,630円(税込)
  • Cコード:0110
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2010/10/22
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:
  • ISBN:978-4-480-08300-5
  • JANコード:9784480083005
ルイ・アルチュセール
ルイ・アルチュセール

アルチュセール,ルイ

1918〜90年。フランスの哲学者。第二次大戦で5年の捕虜生活、戦後高等師範学校に復学し、バシュラールの下でヘーゲルを研究、のち同校の哲学教師に就任。65年『マルクスのために』『資本論を読む』を上梓、マルクス研究に「認識論的切断」という新しい視点を導入した。高等師範学校ではフーコー、デリダ、ブルデューら多くの俊秀を育てた。『政治と歴史』『レーニンと哲学』など著書多数。

今村 仁司
今村 仁司

イマムラ ヒトシ

今村 仁司(いまむら・ひとし):1942-2007年。岐阜県生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。元東京経済大学教授。専攻は社会思想史、社会哲学。

著者に関する情報

追悼・今村仁司[全文を読む]

読者の感想

2016.5.05 佐藤悠太郎

著者の重層的決定というのが画期的で構造主義に影響を与えたのは納得できる。単なる経済学書ではなく哲学書として読むところが面白い。もちろんさまざまな世界がマルクスには見えていたということが知れる。

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