〈没場所性〉が支配する現代において〈場所のセンス再生の可能性〉はあるのか。空間創出行為を実践的に理解しようとする社会的場所論の決定版。

場所の現象学
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,320円(税込)
  • Cコード:0125
  • 整理番号:レ-3-1
  • 刊行日: 1999/03/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:352
  • ISBN:4-480-08479-7
  • JANコード:9784480084798
エドワード・レルフ
エドワード・レルフ

レルフ,エドワード

1944年、ウェールズ生まれ。地理学者。トロント大学地理学科教授。『場所の現象学』などの著書がある。

高野 岳彦
高野 岳彦

タカノ タケヒコ

1956年、秋田県生まれ。東北学院大学教養学部地域構想学科教授。訳書に『場所の現象学』など。

この本の内容

人間が生きるということは、身の回りの空間や環境に自分なりの様々な意味を与えることと同値である。自らの直接経験による意味づけによって分節した空間が、すなわち「場所」である。場所は、大量生産と商業主義が深化した現代においては、多様だったはずの意味や環境適合性を欠落させ、お仕着せのものとなり、「偽物の場所」のはびこる「没場所性」に支配される。本書は、ディズニー化、博物館化、未来化などの現代の没場所性の特徴を暴き出し、キルケゴールやカミュやリフトンらの文学や哲学の成果も動員しつつ、場所に対する人間の姿勢と経験のあり方を問う、現象学的地理学の果敢な挑戦である。

この本の目次

第1章 場所および地理学の現象学的基礎
第2章 空間と場所
第3章 場所の本質
第4章 場所のアイデンティティ
第5章 場所のセンスと本物の場所づくり
第6章 没場所性
第7章 現代の景観経験
第8章 場所のゆくえ

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