日本の昔話 (下)

稲田 浩二 編集

ほんの少し前まで、昔話は幼な子が人生の最初に楽しむ文芸だった。下巻には「かちかち山」など動物昔話29話、笑い話123話、形式話7話を収録。

日本の昔話 (下)
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,320円(税込)
  • Cコード:0139
  • 整理番号:イ-14-3
  • 刊行日: 1999/07/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:432
  • ISBN:4-480-08508-4
  • JANコード:9784480085085

この本の内容

むかしむかしあるところに…ほんの数十年前まで、昔話は、幼な子が人生の最初に楽しんで聞く文芸だった。神々が人界をめぐり、鶴女房が飛来し、海底の都にみちびかれる語りの世界。無数の語り手と聞き手とが共同でつくりあげたさまざまなお話は、いく世代にもわたって口伝えで生きつづけ、ゆたかで奥深い口承文芸の宇宙を築いてきた。その一千を超えるタイプのなかから、下巻には「猿蟹合戦」「かちかち山」などの「動物昔話」29話、「笑い話」123話、「形式話」7話を収録。いまや失われようとしている日本の昔話の集大成。

この本の目次

2 動物昔話(ほととぎすと兄弟
かえる不孝
水乞い鳥
蚕と娘
ふくろう紺屋 ほか)
3 笑い話(婆の鳥食い
餅は阿弥陀さま
菓子は毒
魚は剃刀 ほか)
4 形式話(落ちる木の実
天からふんどし
爺はじっと
はなし話
むかしはむかっと ほか)

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