原典訳マハーバーラタ 4

上村 勝彦 翻訳

有名な貞女サーヴィトリー物語/パーンダヴァの活躍でトリガルタ国との戦争に勝ったヴィラータ王は娘をアルジュナの息子アビマニユに与える。

原典訳マハーバーラタ 4
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,760円(税込)
  • Cコード:0198
  • 整理番号:マ-14-4
  • 刊行日: 2002/07/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:608
  • ISBN:4-480-08604-8
  • JANコード:9784480086044
上村 勝彦
上村 勝彦

カミムラ カツヒコ

1944年、東京浅草に生まれる。2003年、逝去。1967年、東京大学文学部卒業。1970年、同大学院人文科学研究科(印度哲学)修士課程修了。サンスクリット詩学専攻。元東京大学東洋文化研究所教授。主な著訳書に、『屍鬼二十五話』(平凡社東洋文庫)、『カウティリヤ実利論』(岩波文庫)、『インド神話』(ちくま学芸文庫)、『原典訳マハーバーラタ』(ちくま学芸文庫)、『始まりはインドから』(筑摩書房)、『インド古典演劇論における美的経験』(東京大学出版会)、『バガヴァッド・ギーター』(岩波文庫)、『インド古典詩論研究』(東京大学出版会)、『真理の言葉・法句経』(中央公論新社)など。

この本の内容

ユディシティラの憂悶を慰めるため、賢者マールカンデーヤは、『ラーマーヤナ』(ラーマ王子が、愛妻シーター姫を取り返すため悪鬼の島ランカーに攻め入る話)と『サーヴィトリー物語』(貞節なサーヴィトリーがヤマ“閻魔”から夫を取り戻す話)を語る。十二年間の亡命生活を終え、パーンダヴァ兄弟はマツヤ国のヴィラータ王の宮殿に素性を隠して住む。ビーマがドラウパディーに言い寄るマツヤ国の邪悪な将軍キーチャカを殺害すると、クルの一族はトリガルタ軍と共謀してヴィラータの都を急襲する。しかし、マツヤ国は、女形(おやま)に変装したアルジュナのめざましい活躍により、クル族の軍隊を敗走させる。

この本の目次

第3巻 森林の巻(ヴァナ・パルヴァン)(マールカンデーヤとの会合
ドラウパディーとサティヤバーマーとの対話
牧場視察
鹿の夢
一枡の米
ドラウパディー強奪
耳環の奪取
火鑽棒)
第4巻 ヴィラータ王の巻(ヴィラータ・パルヴァン)(ヴィラータ王
キーチャカ殺し
牛の略奪
アビマニユの結婚)

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