原典訳マハーバーラタ 7

上村 勝彦 翻訳

勇猛な息子アビマニユが多数の敵に殺されたことで、怒ったアルジュナはジャヤドラタ王を殺す。パーンダヴァたちは奇計によりドローナを殺す。

原典訳マハーバーラタ 7
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,870円(税込)
  • Cコード:0198
  • 整理番号:マ-14-7
  • 刊行日: 2003/03/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:688
  • ISBN:4-480-08607-2
  • JANコード:9784480086075
上村 勝彦
上村 勝彦

カミムラ カツヒコ

1944年、東京浅草に生まれる。2003年、逝去。1967年、東京大学文学部卒業。1970年、同大学院人文科学研究科(印度哲学)修士課程修了。サンスクリット詩学専攻。元東京大学東洋文化研究所教授。主な著訳書に、『屍鬼二十五話』(平凡社東洋文庫)、『カウティリヤ実利論』(岩波文庫)、『インド神話』(ちくま学芸文庫)、『原典訳マハーバーラタ』(ちくま学芸文庫)、『始まりはインドから』(筑摩書房)、『インド古典演劇論における美的経験』(東京大学出版会)、『バガヴァッド・ギーター』(岩波文庫)、『インド古典詩論研究』(東京大学出版会)、『真理の言葉・法句経』(中央公論新社)など。

この本の内容

ドゥルヨーダナは、ドローナを軍司令官にした。ドローナの指示により、特攻隊がアルジュナを攻撃して、戦列から引き離した。アルジュナがいないので、その息子のアビマニユが敵陣を破って勇敢に戦ったが、クル軍の勇士たちに取り囲まれ、ジャヤドラタに殺される。アルジュナは息子の復讐をしようと、敵陣深く攻め込み、シャヤドラタの首をはねた。クリシュナは、カルナがインドラから得た必殺の槍をアルジュナと戦う前に使わせてしまおうと企て、ガトーカチャに挑戦させる。「アシュヴァッターマンが殺された」との奇計により、息子の死を信じ、意気消沈したドローナはドリシタデュムナに殺される。

この本の目次

第7巻 ドローナの巻(ドローナ・パルヴァン)(ドローナの軍司令官就任(第一章‐第十五章)
特攻隊の殺戮(第十六章‐第三十一章)
アビマニユの死(第三十二章‐第五十一章)
誓約(第五十二章‐第六十章)
ジャヤドラタの死(第六十一章‐第百二十一章)
ガトートカチャの死(第百二十二章‐第百五十四章)
ドローナの死(第百五十五章‐第百六十五章)
ナーラーヤナの武器の発射(第百六十六章‐第百七十三章))

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