ちくま学芸文庫

物理学の発展
─山本義隆自選論集Ⅱ
山本義隆
著
loading...
1,650
円978-4-480-08631-0
0110
-6-1
2001/04/10
文庫判
560
頁可能な限り主としてドイツでの基礎資料および文献を調査し整理して、緻密かつ新鮮な解釈を提示した画期的なニーチェ研究。本書第一部では、知られざる幼少期・青年期に照明をあて、若きニーチェの生活と思想の総合的叙述から、その天才性の萌芽を探る。「日本と西欧におけるニーチェ観変遷史」を併録。
序論 日本と西欧におけるニーチェ像の変遷史(1890年代
1900年‐1920年
第1次世界大戦-1930年
1930年-第2次世界大戦)
第1章 最初の創造的表現(早熟の孤独
思春期の喪神
ヘルダーリンとエルマナリヒ王伝説―青春の危機
音楽と文献学のはざま
書物の世界から自由な生へ)
第2章 多様な現実との接触(フランコーニアの夢幻劇
ショーペンハウアーとの邂逅
文献学者ニーチェの誕生)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。