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ちくま学芸文庫

カルロス・カスタネダ

定価

1,650

(10%税込)
ISBN

978-4-480-08684-6

Cコード

0110

整理番号

-14-1

2002/02/06

判型

文庫判

ページ数

544

解説

内容紹介

今もなおロングセラーを続けている「呪術師ドン・ファン・シリーズ」の著者、カルロス・カスタネダは、その著作が最初に登場したときから、多くの謎につつまれていた。そもそも実在すらが疑われ、著作の内容も常に毀誉褒貶にまみれていた。カスタネダとは一体何者だったのか?ドンファン・シリーズは、何だったのか?彼のライフヒストリー、著述の内容をつぶさに検証し、幾重にも重なった仮面の下に潜む素顔とその思想を白日のもとに曝す。従来のカスタネダ神話を脱構築し、新たな相貌の獲得を大胆に目論む挑発的な試み。

目次

カスタネダとの出会い
ドン・ファンは実在するのか
幻覚性植物
エスノメソドロジー
イニシエーション
スーツを着た呪術師
呪術師の説明
高められた意識状態
ドン・ファン密教
カスタネダの弟子たち〔ほか〕

著作者プロフィール

島田裕巳

( しまだ・ひろみ )

島田裕巳(しまだ・ひろみ):1953年東京生まれ。宗教学者、作家。東京大学文学部宗教学宗教史学専修課程卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を歴任し、現在は東京女子大学非常勤講師。現代における日本、世界の宗教現象を幅広くテーマとし、盛んに著述活動を行っている。 著書に、『日本人の神道』『神も仏も大好きな日本人』『京都がなぜいちばんなのか』(ちくま新書)『戦後日本の宗教史――天皇制・祖先崇拝・新宗教』(筑摩選書)『神社崩壊』(新潮新書)『宗教にはなぜ金が集まるのか』(祥伝社新書)『教養としての世界宗教史』(宝島社)『新宗教 戦後政争史』(朝日新書)等多数あり。

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