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ちくま学芸文庫

東京風俗帖

定価

1,650

(10%税込)
ISBN

978-4-480-08739-3

Cコード

0139

整理番号

-12-1

2003/02/10

判型

文庫判

ページ数

496

解説

内容紹介

物、姿、風情、時がたてばすべて無くなる。しかし、無くなってしまうことはむやみと残ることより一層面白い。そんな思いから、根っからの東京ッ子木村荘八が東京を自ら見、自ら体験し、失われた過去の美化ではなく、生き動く変容を活写した「木村風俗論」の集大成。本書収録の「東京の風俗」(昭和22年)から「東京繁昌記」(昭和33年)までの五篇で、敗戦の痛手から立ち直り、高度成長へと向かいつつあった東京、ひいては現代日本の実態が鋭敏に写し取られた。それは、明治の東京、近代日本の歩みのひたむきさ、おかしさ、かなしさへの共感とともに、他に類のない文明批評の書ともなっている。

目次

東京の風俗
現代風俗帖
定稿 両国界隈(両国界隈
両国・浅草橋真図)
銀座煉瓦
東京繁昌記(隅田川両岸一覧
七夕と盆踊り
佃島
東京の民家
花火 ほか)

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