ヨーロッパの子どもの本 (下) ─三〇〇年の歩み下

ヒューリマン

すぐれた子どもの本は、自らの内面へ、空想の世界へ、そして現実世界へと子どもを導く――下巻は20世紀の絵本などについて。

ヨーロッパの子どもの本 (下) ─三〇〇年の歩み下
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,540円(税込)
  • Cコード:0100
  • 整理番号:ヒ-5-2
  • 刊行日: 2003/03/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:352
  • ISBN:4-480-08752-4
  • JANコード:9784480087522

この本の内容

幼いころ夢中になった、忘れられない本がありますか?グリムの昔話、アンデルセン童話、長くつ下のピッピ…わくわくしながら、ときには涙を流しながら本の世界に浸った日々。子どもの心を惹きつけ、なだめ、成長させる本の秘密とは、いったい何なのか。本書にその答えがあります。国境を越えて広くヨーロッパ全体を視野におさめ、該博な知識と温かい語り口で、縦横に子どもの本の歴史と未来を論じた本書は、まさに児童文学論の古典的名著。下巻は、アリスを始めとするナンセンス物語、空想文学、20世紀の絵本などを語る。

この本の目次

第11章 ナンセンス―児童文学においてイギリスの特徴を最もよく表わしている要素
第12章 空想と現実―ピーター・パンから長くつ下のピッピに至るナンセンスな作品
第13章 ジャン・ド・ブリュノフ―世界の子どもにババール王様とセレスト、小猿のゼフィールをおくった人
第14章 宇宙からきた小さい王子―アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの「星の王子さま」という人物についての試論
第15章 写真―教育および子どもの本における新しい要素
第16章 二十世紀の絵本
第17章 アメリカの子どもの本の特徴
第18章 スイスの子どもの本の歴史から
第19章 文学者が子どものために書けば

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可