古事記注釈 第八巻

西郷 信綱

王の中の王・雄略以降を収録する最終巻。はるか神代の創造神話は、女帝・推古までの「天つ日継」の系譜をもって幕を閉じる。詳細な索引を増補。

古事記注釈 第八巻
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,650円(税込)
  • Cコード:0191
  • 整理番号:サ-16-9
  • 刊行日: 2006/06/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:400
  • ISBN:4-480-08918-7
  • JANコード:9784480089182

この本の内容

古事記は遠い古代から私たちになにを語っているのか。古事記を構成するひとつひとつの言葉を分析し、本文の文脈に即して意味を確定する全注釈。本居宣長『古事記伝』以来の解釈について、国文学はもとより、民俗学、人類学、神話学等の視点、知見を導入して根本から問い直し、ひとつの世界としてその全体像を明らかにする。西郷古典研究の最高到達点であり、古事記研究の金字塔。最終第八巻には「雄略天皇」から「推古天皇」までと、終章「“解釈”についての覚え書き」を収録。巻末に詳細な索引を付す(全八巻)。

この本の目次

第41 雄略天皇(大長谷若建命)(系譜
志幾の大県主の家 ほか)
第42 雄略天皇(続)(葛城山の猪
葛城の一言主神 ほか)
第43 清寧天皇(白髪大倭根子命)から武烈天皇(小長谷若雀命)まで(清寧天皇の系譜
新室楽 ほか)
第44 継体天皇(袁本杼命)から推古天皇(豊御食炊屋比売命)まで(継体天皇
安閑天皇 ほか)
第45 “解釈”についての覚え書き

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