不完全性定理 ─数学的体系のあゆみ

野崎 昭弘

事実・推論・証明…。理屈っぽいとケムたがられる話題を、なるほどと納得させながら、ユーモアたっぷりにひもといたゲーデルへの超入門書。

不完全性定理 ─数学的体系のあゆみ
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,210円(税込)
  • Cコード:0141
  • 整理番号:ノ-4-1
  • 刊行日: 2006/05/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:304
  • ISBN:4-480-08988-8
  • JANコード:9784480089885
野崎 昭弘
野崎 昭弘

ノザキ アキヒロ

1936年生まれ。数学者。東京大学助教授を経て、山梨大学、国際基督教大学、大妻女子大学、サイバー大学の教授を歴任し、現在、大妻女子大学名誉教授。専門は情報数学。著書に『数学的センス』『不完全性定理』(ちくま学芸文庫)『詭弁論理学』(中公新書)『πの話』(岩波現代文庫)『赤いぼうし』(安野光雅絵、童話屋)など、訳書に『ゲーデル,エッシャー,バッハ』(共訳、白揚社)など多数。

この本の内容

ゲーデルが25歳で出版した「不完全性定理」(1931)は、当時の数学界の巨匠ヒルベルトが提唱した「形式主義によって超数学を展開しようという計画」に対して、原理的な限界を示す衝撃的な証明だった。それは数学のみならず哲学・思想界にも、「人間の知性のある限界が示された」と大きな波紋をもたらした。ゲーデルはいったい何を明らかにし、どのような新しい道を示したのか。この記念碑的業績にいたる数学の歴史的な歩みをたどりながら、難解といわれるその結果の意味をていねいに解りやすく解説する。『ゲーデル、エッシャー、バッハ』の訳者ならではの、ユーモアをまじえたゲーデルへの超入門書。

この本の目次

第1章 ギリシャの奇跡
第2章 体系とその進化
第3章 集合論の光と陰
第4章 証明の形式化
第5章 超数学の誕生
第6章 ゲーデル登場

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