素粒子と物理法則 ─究極の物理法則を求めて

R・P・ファインマン 著 , S.ワインバーグ 著 , 小林 (てつ)郎 翻訳

量子論と相対論を結びつけるディラックのテーマを対照的に展開したノーベル賞学者による追悼記念講演。現代物理学の本質を堪能させる三重奏。

素粒子と物理法則 ─究極の物理法則を求めて
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 990円(税込)
  • Cコード:0142
  • 整理番号:フ-26-1
  • 刊行日: 2006/06/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:144
  • ISBN:4-480-09000-2
  • JANコード:9784480090003
S.ワインバーグ
S.ワインバーグ

ワインバーグ,S

1933年、ニューヨーク生まれ。コーネル大学を卒業し、コロンビア大学でPh.D.を取得。現在テキサス大学教授。専門は素粒子物理学。1979年にS.グラショウ、A.サラムとともに電弱理論への貢献でノーベル物理学賞を受賞。著書に『電子と原子核の発見』『究極理論への夢』など。

この本の内容

量子論と相対論を結びつけるディラックのテーマを対照的に研究する2人のノーベル物理学賞学者による、第1回ディラック記念講演。ファインマンは「反粒子はなぜ存在するのか」というテーマで、ディラックが予言した反粒子の存在を、スピンと統計の関係から、その物理的実在を鮮やかに語り、ファインマン物理学の独特な趣を味わわせてくれる。ワインバーグは「窮極の物理法則を求めて」と題して、数式を使わず、平易なことばで、アインシュタインの重力理論と量子論の調和の問題を語った。それぞれ自らの研究業績をふまえた独特の語り口によって、現代物理学の本質を十二分に堪能させてくれる。

この本の目次

1 反粒子はなぜ存在するのだろうか(R.P.ファインマン)
2 窮極の物理法則を求めて(S.ワインバーグ)

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