生の意味は意味の生である
難解なラカンの思想をビジュアルに解明 

フロイトの精神分析学の跡を受け構造主義思想に多大な影響を与えたジャック・ラカン。きわめて難解とされるその思想を読み解く。
【解説: 新宮一成 】

ラカン
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,100円(税込)
  • Cコード:0111
  • 整理番号:ヒ-4-3
  • 刊行日: 2007/02/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:256
  • ISBN:978-4-480-09014-0
  • JANコード:9784480090140

この本の内容

フロイトの精神分析を発展させ、構造主義、ポスト構造主義をはじめ現代思想に絶大な影響を与えた精神分析家ジャック・ラカン。医学を修め、哲学に通じ、フロイトに傾倒して後みずから精神分析を受け、フロイト大義派を立ち上げる。ハンサムでダンディーなカリスマ、無神論者で数多くの女性の恋人。だが、その思想はきわめて難解といわれる。本書では、ラカン思想の成立と展開をビジュアルに解説。もちろん、「抑圧」「対象a」「父‐の‐名」「ファルス」「他者」などの概念も紹介。ブックガイド・年譜も加え、ラカン思想の全貌がこれ一冊でわかりやすく。

この本の目次

精神分析とは何か?
ラカンとは何者だったか?
言語活動は精神分析とどのように関係しているか?
語りえぬものとしての現実界について―ラカンの理論
享楽と現実界、症状、幻想、欲望の関係
対象と主体
4つの語らいについてのラカン理論―話し方と在り方の4通り
精神の病理について、フロイト―ラカンの概念あるいは健康や正常とは何であるのか/ないのか
精神病
女であるとはどういうことか?
時間とトポロジー
精神分析を受けたらどんな善いことがあるの?
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