√2の不思議

足立 恒雄

抽象思考の不思議をひもとく
√2の深淵に気づいたギリシア人は、いったい何を発見したのか?

{√2}とは? 見えてはいるけれどないもの。ないようであるもの。納得しがたいその深淵に、ギリシア人は慄いた。抽象思考の不思議をひもとく!

√2の不思議
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 定価:本体900円+税
  • Cコード:0141
  • 整理番号:ア-24-2
  • 刊行日: 2007/02/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:224
  • ISBN:978-4-480-09044-7
  • JANコード:9784480090447

この本の内容

見えてはいるけれどないもの。ないようであるもの。納得しがたいがそう考えざるをえない…。見慣れた直角三角形の斜辺の長さが問題だった!誰もその正確な長さをあらわす数を知らなかった。そしてさらに不可思議に、それを一辺とする正方形の面積は、またきれいな整数であらわせた。万物は数であるとした古代ギリシアのピュタゴラス教団にとって、この事実は深刻な教義の破綻だった。その深淵に彼らは慄いた。深淵はどのように克服されたのか。もっとも原初的な抽象的思考から始まったとされる数学が出会った、いくつもの「不思議」をていねいに切り開き、人間存在の「不思議」へまで至る。

この本の目次

第1章 人間の条件は数学することである―「数」の発見(0の発明
「意味」を忘れたら計算がらくになった
カラスの「4」と人間の「4」)
第2章 時間は規則正しく流れているか―「法則」の発見(ガリレオは何と闘ったのか
自然の底に数理を見る)
第3章 「軽薄な言葉の遊び」―「論理」の発見(日常言語におけるウソとマコト
直観から演繹へ)
第4章 √2(るーと2)が、なぜ不思議なのか―「真理」の発見(とんでもないことに気づいたギリシア人
そこには、永遠に未知な部分がある
「神はサイコロの目で物事を決めている」)

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