数学のまなび方
役に立つ、のその先へ
「役に立つ」だけの数学から一歩前へ。教科書が教えない「数学する心」に触れるための、とっておきの勉強法を大数学者が紹介。
【解説: 小谷元子 】
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 1,320円(税込)
- Cコード:0141
- 整理番号:イ-37-1
- 刊行日:
2008/11/10
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:320
- ISBN:978-4-480-09173-4
- JANコード:9784480091734
- 在庫 ×
日本を代表する数学者が自らの経験を踏まえ、数学をまなぶときのコツを紹介した本格志向の数学入門。「抽象化して考える」「具体化して考える」「理論の構造に注目する」といった方法の基礎を、群論や非ユークリッド幾何学など現代数学のメインコースを素材に、具体的かつ丁寧に語ってゆく。いまや今日の数学は自然科学のあらゆる領域と密接なつながりを持ち、応用抜きには語れない。しかしただ手段として“役に立つ”だけで終わってよいのか―。
数学の本は鉛筆と紙をもって読むことのおすすめ
証明を味わうことのおすすめ
具体的なものを抽象化して考えることのおすすめ
抽象的なものを具体化して考えることのおすすめ
理論体系を1つの一貫したものとして眺めてみることのおすすめ
1歩1歩、まなんでゆくことのおすすめ
疑問をおこすことのおすすめ
疑問を追究することのおすすめ
問題を整理することのおすすめ
理論の構造に注目することのおすすめ
根本から考えることのおすすめ
自分で考えることのおすすめ
2011.4.04 数学大好き
さすが彌永先生。平易な言葉で、どんどん「数学のまなび方」に引きこまれました。平行線のところと非ユークリッド幾何学の説明などはそれだけで十分読み応えがあり、もっと詳しく教えてほしい気持ちになりました。
やはり数学は「紙と鉛筆」をもって取り組まなければ、理解は深まらないと思いました。もっと早い時期にこの本と出会っていれば、もっと数学を深く理解できていたかもしれません。
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