緑の資本論

中沢 新一

利潤否定の思想を<鏡>に、

『資本論』の核心である価値形態論を一神教的に再構築することで、自壊する資本主義からの脱出の道を考察した、画期的論考。
【解説: 矢田部和彦 】

緑の資本論
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 990円(税込)
  • Cコード:0110
  • 整理番号:ナ-17-1
  • 刊行日: 2009/06/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-09219-9
  • JANコード:9784480092199
中沢 新一
中沢 新一

ナカザワ シンイチ

思想家、人類学者。1950年、山梨県生まれ。明治大学野性の科学研究所所長。著書に『古代から来た未来人 折口信夫』(ちくまプリマー新書)、『緑の資本論』(ちくま学芸文庫)、『チベットのモーツァルト』『森のバロック』(以上、講談社学術文庫)、『カイエ・ソバージュ』全5巻(講談社選書メチエ)、『アースダイバー』(講談社)、『日本の大転換』(集英社新書)など。

この本の内容

イスラームとキリスト教。同じ一神教的世界にありながら、その経済思想には重大な差異がある。イスラーム的貨幣論は「一」を意味する「タウヒード」の構造によって組み立てられ、徹底した唯一神信仰によって利子を厳禁する。一方、キリスト教的貨幣論は「三位一体説」にもとづく増殖性を秘め、資本主義と極めて親和的である。この両者の圧倒的な非対称が世界の現状を理解する鍵であり、イスラームは資本主義にとってその存在自体が一つの経済学批判であることを、『資本論』の核心である価値形態論を再構築することによって明らかにする。

この本の目次

圧倒的な非対称
緑の資本論
シュトックハウゼン事件
appendix モノとの同盟

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