統計学とは何か ─偶然を生かす

C.R.ラオ 著 , 藤越 康祝 翻訳 , 柳井 晴夫 翻訳 , 田栗 正章 翻訳

“統計的センス”を磨く

さまざまな現象に潜んでみえる「不確実性」に立ち向かう新しい学問=統計学。世界的権威がその歴史・数理・哲学など幅広い話題をやさしく解説。

統計学とは何か ─偶然を生かす
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,430円(税込)
  • Cコード:0141
  • 整理番号:ラ-7-1
  • 刊行日: 2010/02/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:336
  • ISBN:978-4-480-09271-7
  • JANコード:9784480092717
C.R.ラオ
C.R.ラオ

ラオ,C.R

1920年生まれのインドの統計学者。カルカッタ大学で修士号を取得後、ケンブリッジ大学でフィッシャーに学び、博士号取得。元国際統計協会会長。著書に『統計的推測とその応用』(東京図書)などがある。

藤越 康祝
藤越 康祝

フジコシ ヤスノリ

1942年生まれ。広島大学名誉教授。中央大学客員教授。

柳井 晴夫
柳井 晴夫

ヤナイ ハルオ

1940年生まれ。大学入試センター名誉教授。聖路加看護大学教授。

田栗 正章
田栗 正章

タグリ マサアキ

1945年生まれ。千葉大学名誉教授。大学入試センター副所長。

この本の内容

統計学、それは不確実性を数量化することで、自然や社会にあふれる偶然に立ち向かう新しい科学である。統計学が教えてくれるのは、数量化の方法やデータ処理のノウハウだけではない。本書は、確かな根拠に基づき、賢く判断して生きていくための思考法・発想法という深い次元で統計学をとらえる。そして、豊富な具体例を交えながらその歴史や数理を解説し、人間行為と不確実性の関係を科学哲学的に考えてゆく。現代人必須の“統計的センス”を磨くために、必読の一冊。

この本の目次

第1章 不確実性、ランダム性と新しい知識の創造
第2章 不確実性を飼いならす―統計学の進展
第3章 データ解析の原理と方策―データの訊問
第4章 重み付き分布―偏りが内在するデータ
第5章 統計学による真理探究
第6章 統計学と社会―数から学ぶ
補遺A 第1章の内容に対する討論
補遺B スリニバサ・ラマヌジャン―希有の天才

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