応用数学夜話

森口 繁一

”統計センス”実践編

俳句は何兆まで作れるのか? 安売りをしてもっとも効率的に利益を得るには? 世の中の現象と数学をむすぶ読み切り18話。
【解説: 伊理正夫 】

応用数学夜話
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,540円(税込)
  • Cコード:0141
  • 整理番号:モ-14-1
  • 刊行日: 2011/10/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:432
  • ISBN:978-4-480-09406-3
  • JANコード:9784480094063
森口 繁一
森口 繁一

モリグチ シゲイチ

1916-2002年。1938年東京帝国大学工学部航空学科を卒業後、同大講師、助教授を経て1956年教授。1977年に定年退官後、電気通信大学教授、東京電機大学教授を歴任。専門は統計学、オペレーションズリサーチ、品質管理、数値計算、計算機科学等。著書に『JIS FORTRAN入門』(東京大学出版会)、『数理つれづれ』(岩波書店)など、訳書にクーラント、ロビンズ『数学とは何か』(監訳、岩波書店)などがある。

この本の内容

ある街路の片側に、駐車可能の区間があるとする。そこへ自動車が勝手次第に次々と駐車していくとき、そのスペースは何台の車が駐車したところで“つまった”状態になるか?じっさいに車を使って実験したら大変だ。著者は「自動車が勝手次第に駐車していく」様子を、乱数表を使ってシミュレートすることで答えを出す。世の中の身近な現象を「数理」の目で眺めたら、どんなふうに見えるだろう。統計の知識を使って、自分でデータをとって分析してみると、どんなことがわかるだろうか。ビジネス、ゲーム、音楽、スポーツ等々、話題豊富で気楽に楽しめる読み切り18話。

この本の目次

値段のつけ方と仕入高のきめ方
商品の生産計画と輸送計画
利潤を高める製品の選び方
試験の点数と能力
秘書の選び方
こんどはどちらを選ぶか?
サイコロの出る目の規則性
ミカンの音楽と作曲
“20の扉”と辞書の引き方
自動制御を設計する〔ほか〕

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